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2010年12月30日木曜日

今年もヤマバトがやって来た

毎年寒くなるとヤマバトがやってくる。荷風のお母さんによればヤマバトが来ると必ず雪が降るそうな。今日は全国的に雪。東京でも夜になると雪が降るかもしれないと天気予報。

ピントを外してしまったが、写真を撮った。


毎年ヤマバトを見る度に荷風のことを書いている。我ながら進歩がないけれど、このくだりが好き:
荷風塾 No9: "世の常の鳩には似ず其の性偏屈にて群れに離れ孤立することを好むものと覚えし。何ぞ我が生涯に似たるの甚だしきや。"

2009年11月19日木曜日

余丁町にヤマバトがやって来た!

雨の中、庭をごそごそは這い回っている一羽の鳥がいた。ヤマバトである。毎年もっと寒くなってからやって来るのだが、今年は早い。寒くなるのかも知れない。

荷風が余丁町に住んでいたときもヤマバトがよくやってきたそうだ。このような記述がある:
荷風塾 No9: "大正7年正月7日。山鳥飛び來たりて庭を歩む。毎年厳冬の頃に至るや山鳩必只一羽わが家の庭に来るなり。いつの頃より来り始めしにや。仏蘭西より帰り來たりし年の冬われは始めてわが母上の、今日はかの山鳩一羽來りたればやがて雪になるべしかの山鳩来るに日には毎年必雪降り出すなりと語らるるを聞きしことあり。されば十年に近き月日を経たり。毎年來たりてとまるべき樹も大方定まりたり。三年前入江子爵に売却せし門内の地所いと広かりし頃には椋の大木にとまりて人無き折を窺ひ地上に下り來たりて餌をあさりぬ。その後は今の入江家との地境になりし檜の植え込み深き間にひそみ庭に下り來たりて散り敷く落ち葉を踏み歩むなり。此の鳩そもそもいづこより飛び来れるや。果たして十年前の鳩なるや。或いは其の形のみ同じくして異なれるものなるや知るよしもなし。されどわれはこの鳥の来るを見れば、殊更にさびしき今の身の上、訳もなく唯なつかしき心地して、ある時は障子細目に引きあけ飽かず打ち眺めることもあり。ある時は暮れ方の寒き庭に下り立ちて米粒麺麭の屑など投げ与ふることあれど決して人に馴れず、わが姿を見るや忽ち羽音鋭く飛び去るなり。世の常の鳩には似ず其の性偏屈にて群れに離れ孤立することを好むものと覚えし。何ぞ我が生涯に似たるの甚だしきや。"


「世の常の鳩には似ず其の性偏屈にて群れに離れ孤立することを好むものと覚えし。何ぞ我が生涯に似たるの甚だしきや。」とはおかしい。今日やって来たのは、ひょとしたらこの時のヤマバトの子孫かも知れない。

2009年3月28日土曜日

アトリが来た!

今日は昼からアトリ、コゲラ、アカゲラ、ヒヨドリ、シジュウカラ、ヤマガラと賑やか。アトリはつがい。はじめて見た。

写真を撮ったがケーブルを忘れてきたのでアップできず。

鳥によって餌の食い方が違う。アトリは餌が置いてある手摺りに座り込んで(腹を地面に着けるようにして)その場でヒマワリの実を黙々と食い続ける。いつもは常駐しているヤマガラ、シジュウカラはヒマワリの実をくわえて別の安全なところに移動してから食うのだがアトリが二三羽そこに座り込んでいるので遠慮してか近づかない。アトリはエサを全部食い尽くすまで居座るつもりらしい。新米なのに態度がでかい。

2009年3月3日火曜日

山中湖にレンジャクがやって来たらしい!

現地からの報告です(写真はヤフーのキレンジャク):
レンジャクS - 山中湖観光情報ブログ goo版: "レンジャクが飛来しています。昨日はカメラマンの数の方が多かったんですが、きょうは50羽ぐらいの大群で移動していました。今年は久しぶりにキレンジャクも来ていて、ブログを始めてから初めてキレンジャクを見ました。"


Yachoo! オンライン野鳥図鑑 - 野鳥図鑑 - レンジャク科: "レンジャク属は、軟らかい細かい羽毛をし、大きくずんぐりとした体型で、長い冠羽を持つ。属名のBombycillaは「絹のような尾」を意味している。初列風切は10枚で、次列風切の先端に赤いロウ状物質がついる。英名Waxwingはそれを意味している。尾羽は短く先端に色が付いており、その色で種が分かる。くちばしは短く頑丈で、短足である。"

山中湖でやって来るとしたら、長池湖畔のヤドリギ群生地あたりか。

2009年2月9日月曜日

エナガとコゲラを見る

エナガ - Wikipedia: "エナガ(柄長・学名Aegithalos caudatus)とはスズメ目エナガ科に分類される鳥である。エナガ科は世界で7種類が知られる。

シジュウカラ、メジロ、コゲラなどのちがう小鳥と群れをつくることもある。"
シジュウカラ、ヤマガラ、コガラ、ヒガラと一緒にやってきたがヒマワリの種を食べず水だけ飲んで飛び去る。エナガははじめて見た。
コゲラ - Wikipedia: "コゲラ(小啄木鳥、学名:Dendrocopos kizuki あるいは Picoides kizuki )はキツツキ目キツツキ科に分類される鳥類の一種。英名は 'Japanese Pygmy Woodpecker' で、日本にいる小さなキツツキの意。学名の内、種名の「kizuki」は、本種を記録した時の標本の採集地が豊後の杵築(大分県杵築市)だったことからつけられた。"
アカマツの木を突っついていた。これは今年になってはじめて。

ほかはいつもと変わり映えしない鳥ばかり。ヒマワリの種だけ置いておくとよってくる野鳥の種類が限定されるのかも知れない。脂身でも置いてみるか。

2008年10月14日火曜日

ツグミが死んでいる

朝起きるとテラスにツグミが死んでいる。ネコがやったのかと思ったが噛み傷はない。窓ガラスにツグミの羽毛が付いていたので、窓にぶつかったのだろう。合掌。

以前にも同じような事故があって(死なずに飛んでいったが)その時はヒヨドリだと思ったが、今から考えればツグミだったのだろうと思う。秋になってシベリアから渡ってきたばかりで、土地勘がまだ付いてなかったのだ。シベリアやカムチャッカの原野には窓ガラスなぞない。日本に定着しているヒヨドリなら、すれっからしだからそんなことはないはず。

マンハッタンでは、毎年何万羽もの渡り鳥が摩天楼のガラスにぶち当たって命を落とすという。はるばる何千キロも飛んできたのに、ちょっと可哀想だ。

2008年10月4日土曜日

山中湖:クロツグミが来たこと、富士山に金星が出ていることなど

富士山の右側。ちょっとぶれてしまったが、これは金星か。

今日はテラスにやってきたクロツグミ(♂)を見た。シジュウカラガンも12〜3羽、浜辺を散歩していた。これはカナダから渡来したものではなく、富士五湖に住みついている亜種だろう。

シジュウカラガンの日本への渡来はほとんど目撃されていない(過去ほんの数件)。山梨県のシジュウカラガンは動物園から逃げ出して富士山周辺に住みついた先祖の子孫。外来種だ。ここ:
カナダガン - Wikipedia: "日本では昭和初期までは、宮城県仙台市付近に亜種シジュウカラガンの一大越冬地があったが、現在は数少ない旅鳥として、全国で数羽程度しか渡来しない。宮城県の伊豆沼ではマガンの群れに混じってごく少数が定期的に渡来している。
山梨県で繁殖している本種は、シジュウカラガンとは別亜種で、飼育されていたものが半野生化したものである。"

山中湖村は、他府県では嫌われ者のブラックバスに温かい手を差し伸べて積極的に保護するなど、外来種には寛容なのだ。ニッポン全体がこうなれば、日本の経済ももっと上向くのに、残念。

2007年10月27日土曜日

ムクドリの大群が来襲!



朝起きると暗くて雨。庭でヒヨドリが二羽ギャーギャーやっているが、突然、東の空から大きな野鳥の大群がやってきて目の前の電線にとまる。留まりきれないやつは文字通りこぼれ落ちている。ムクドリだ。ヒヨドリは慌てて逃げ出した。

広角レンズがなかったのが残念。その一部:



アップにしてとったのがこれ。ムクドリだと分かる:


 
ムクドリは北の丸公園、明治神宮、新宿御苑、箱根山でごく普通に見られる野鳥。夕方に大群でねぐらを作るが、朝起きるときもみんな一緒に行動するのだ。

Posted: Sat - October 27, 2007 at 09:48 AM   Letter from Yochomachi   野鳥観察   Previous   Next  Comments (2)

2005年6月1日水曜日

「アホウドリという名をオキノタユウに変えよう」(長谷川博)



学士会夕食会という爺さん連中が集まるたいそうなところで東邦大学理学部教授の長谷川博氏が提言(学士会会報 No.852 夕食会講演録「アホウドリの復活の夢を追って」)。

長谷川教授は絶滅したと思われていた日本のアホウドリを復活させるべくたいへんなご尽力をされている方。ついに鳥島(八丈島の南の方)のアホウドリは1000羽を超えたという。

でも、アホウドリという名前は差別的でありよくないとおっしゃる。もっともなご意見。曰く:
アホウドリは英語ではアルバトロス albatross といいます。これは案外良い意味だと思うのですが、別名のグーニー gooney というのは「おばかさん」という意味のようです。オランダ語から派生したモリモーク mollymauk もあまりよくない意味らしいです。のろまとかちょっと不細工とか、そういうニュアンスかも知れません。

日本でも、かつてもう少しいい名前がありました。長門地方、現在の山口県では、沖の太夫と呼びました。日本海の漁師は使っていた言葉で、沖の方に住んでいるきれいな鳥とか、立派な鳥という意味だと思います。ぼくは、アホウドリという名をオキノタユウに変えたらどうかと提案しています。

差別用語は人間に対してばかりがよくないのじゃないよね。植物の名前にやたら出てくる「イヌ」というのも、気に入らない。そういえば「ヘクソカズラ」とか「イヌノフグリ」とかもあるな。

Posted: Wed - June 1, 2005 at 06:27 PM   Letter from Yochomachi   野鳥観察   Previous   Next   Comments (1)